ファクタリングはやばい?違法?資金繰りがやばい会社はどこ?

ファクタリングは資金繰りをスムーズにしてくれるサービスですが、「ファクタリングはやばい」、「ファクタリングは怪しい」といった口コミも少なくありません。

この記事では、ファクタリングがやばい、怪しいと言われる理由を紹介します。

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ファクタリングの仕組みは、ファクタリングとは?仕組みをわかりやすく紹介をご確認ください。

ファクタリングがやばいと言われる理由

ファクタリング自体が「やばい」というわけではありませんが、その利用方法によってはリスクが伴うことがあります。

例えば、ファクタリングを利用して資金調達を行う企業が、請求書や債権の管理を怠り、ファクタリング会社に不正な請求書や債権を売却してしまうと、後々問題が発生する可能性があります。また、ファクタリング会社が倒産した場合には、未回収債権の管理や返済の問題が生じることもあります。

ただし、ファクタリングは、金融機関からの融資や株式の発行などに比べて、手続きが簡便で迅速に資金調達ができる点がメリットとして挙げられます。また、請求書決済リスクを軽減することができるため、企業のキャッシュフロー管理に有効な手段として利用されることがあります。

総じて言えることは、ファクタリングを利用する場合には、適切な情報収集と十分な検討が必要であり、リスクを理解した上で利用することが重要です。

ファクタリングがやばいといわれる理由となったことを2つ紹介します。

ハートフル協会について

ハートフル協会は、2016年から2020年の約4年間、貸金業の登録をしないままファクタリングを装って総額総額1.5億円の貸付を行っていました。

約3千万円の利息(被害者によりますが、法定金利の8倍から34倍)を不当に得ており、ハートフルライフ協会代表及び社員6名が、貸金業法違反及び出資法違反の疑いで逮捕されています。

給与ファクタリングの立件事例について

給与ファクタリングとは、従業員の給与を支払う前に、給与債権をファクタリング会社に売却し、代わりに即時に現金を受け取ることで、企業がキャッシュフローを改善するための手法のことを指します。

具体的には、企業が給与ファクタリングを利用する場合、まず従業員に支払う給与の総額を算出します。その後、ファクタリング会社に対して、従業員に支払う給与に対応する債権を売却することで、ファクタリング会社から即時に現金を受け取ることができます。そして、ファクタリング会社が債権の回収を行い、手数料を差し引いた残額を企業に支払います。

給与ファクタリングを利用することで、企業は従業員に支払う給与の支払期日を待つ必要がなくなるため、資金調達のスピードが向上し、キャッシュフローを改善することができます。また、従業員に対する給与支払いのリスクを軽減することができるというメリットもあります。

しかし、この制度を悪用したケースでは、貸金業の登録をしていない者が、給与ファクタリングと称して法定金利の最大19倍の金利で貸し付けを行っていました。

「給与の買取だから利息はない」、「即金」といったキャッチコピーで勧誘し、全国約600名に約3,000万円を貸し付けていたとされています。

ファクタリングは違法?

ファクタリング自体は違法ではありません。ファクタリングとは、企業が保有する未回収の請求書や債権を、割引手数料を差し引いてファクタリング会社に売却することで、資金調達を行うことを指します。

ただし、ファクタリングが違法とされる場合もあります。例えば、請求書を不正に作成したり、法的に取り立てができないような債権をファクタリングすることは違法行為になります。また、ファクタリング会社が違法行為に手を染めた場合にも、違法とされることがあります。

つまり、ファクタリング自体は合法なビジネスモデルですが、正当な手続きを経ずに行われたり、法律に反する行為があった場合には違法となります。

金融庁によるファクタリングの注意喚起とは?

金融庁は、ファクタリング事業を行う業者に対して、金融商品取引業者としての登録を義務付けており、登録申請や登録更新の審査を行っています。また、金融庁は、ファクタリング事業を行う業者が、消費者の利益を守るための適切な業務を行っているかどうかを監視しており、必要に応じて監督指導や行政処分を行っています。

金融庁は、消費者保護のために、ファクタリング事業に関する情報提供を行っています。具体的には、金融庁のウェブサイトにおいて、ファクタリングとは何か、どのようなリスクがあるか、注意すべきポイントなどを説明しています。消費者がファクタリング事業に関するトラブルに遭わないよう、適切な情報提供を行っているといえます。

金融庁が行っているファクタリングに関する注意喚起の内容は、以下のようなものがあります。

  1. リスクについての説明:ファクタリングは、債権を売却することで資金調達を行う方法ですが、売却価格が低い場合や、ファクタリング会社が倒産した場合など、リスクがあることを説明しています。
  2. 手数料についての説明:ファクタリング業者は、債権の売却に対して手数料を請求します。金融庁では、手数料の明確な説明がない場合は、トラブルにつながる可能性があることを注意喚起しています。
  3. 契約内容についての説明:ファクタリング契約には、契約期間や解約条件、追加手数料などが含まれます。金融庁では、契約内容を十分に理解し、自分にとって適切な契約内容であるかを確認することが重要であることを説明しています。
  4. 顧客情報の保護についての説明:ファクタリング業者は、債権回収のために企業の顧客情報を取得することがありますが、適切な情報管理が行われない場合、個人情報漏洩のリスクがあることを説明しています。

やばいファクタリング会社とは?

「やばいファクタリング会社」とは、違法な行為を行ったり、不当な手数料を請求するなど、消費者に対して悪質な行為を行うファクタリング会社のことを指します。

例えば、以下のようなケースが「やばいファクタリング会社」として取り上げられることがあります。

  1. 違法な金利や手数料を請求する会社:金利や手数料が高すぎたり、法律で定められた上限を超えている場合など、違法な金利や手数料を請求するファクタリング会社があります。
  2. 債権の買取価格が低すぎる会社:債権の買取価格が低すぎる場合、企業が抱える財務的な問題を解決できず、逆に破綻することがあるため、悪質なファクタリング会社とされます。
  3. 個人情報の漏洩や不正利用を行う会社:顧客情報を適切に管理せず、個人情報漏洩や不正利用を行うファクタリング会社もあります。

これらの悪質な行為を行うファクタリング会社には、消費者が注意する必要があります。適切な判断を行い、信頼できるファクタリング会社を選ぶことが重要です。

資金繰りがやばいときはファクタリングを使わない方が良い?

資金繰りがやばい場合、ファクタリングは一つの資金調達方法の一つとして検討できます。しかし、ファクタリングは手数料や買取価格が高くなる場合があるため、慎重に判断する必要があります。

ファクタリングは、債権をファクタリング会社に売却することで、現金を手に入れることができます。つまり、未払いの請求書などの債権を売却することで、現金化することができます。これにより、即座に現金を手に入れることができ、資金繰りの悩みから解放されることができます。

ただし、ファクタリング会社によっては手数料が高く、買取価格が低い場合があるため、十分に比較検討し、適切なファクタリング会社を選ぶことが重要です。また、債権を売却することで、将来の収益を犠牲にしていることにもなるため、長期的な経営計画を立てることも重要です。

したがって、資金繰りがやばいときにファクタリングを使うかどうかは、企業の状況や必要な資金調達の規模によって異なります。ファクタリング以外にも、銀行融資やクラウドファンディング、創業支援制度など、さまざまな資金調達方法がありますので、適切な選択をすることが重要です。

ファクタリングのメリットとデメリットは?

ファクタリングのメリットとデメリットは以下の通りです。

ファクタリングのメリット

1.即座に現金を手に入れることができる。 2.融資よりも審査が簡単である。 3.債権の回収リスクをファクタリング会社が負担するため、売掛金回収に伴う手間やコストを削減できる。 4.買取価格や手数料が低いファクタリング会社を選択することで、コストを削減できる。

ファクタリングのデメリット

1.手数料や買取価格が高いファクタリング会社が存在するため、コストが高くなる場合がある。 2.債権を売却することで将来の収益を犠牲にしていることになるため、将来の事業展開に影響を与える場合がある。 3.ファクタリングを利用していることが、企業の信用力に影響を与える場合がある。 4.債権の売却によって、顧客との関係が悪化する場合がある。

以上が、ファクタリングのメリットとデメリットです。ファクタリングを利用する際は、自社の状況に合わせて適切なファクタリング会社を選択し、将来のビジネス展開を考慮した上で利用することが重要です。

ファクタリングより銀行の融資の方が良い?

ファクタリングと銀行の融資はそれぞれ特徴があり、どちらが良いかは個々の企業の状況によって異なります。以下に、ファクタリングと銀行の融資の比較を示します。

ファクタリングの特長

メリット: ・審査が比較的簡単で早く現金調達ができる ・債権の回収リスクをファクタリング会社が負担してくれるため、回収業務に伴う手間やコストを削減できる ・通常の融資よりも貸付限度額が高い場合がある

デメリット: ・手数料や買取価格が高いファクタリング会社が存在するため、コストが高くなる場合がある ・将来の収益を犠牲にしていることになるため、将来の事業展開に影響を与える場合がある ・企業の信用力に影響を与える場合がある

銀行の融資の特長

メリット: ・金利が低い場合がある ・借入金返済時期や返済方法を柔軟に調整できる場合がある ・長期間にわたる資金調達が可能

デメリット: ・審査が厳しい場合がある ・審査に時間がかかる場合がある ・保証人や担保が必要な場合がある

一般的に、ファクタリングは比較的早く現金調達ができる反面、コストが高くなる場合があるため、短期的な資金調達に向いています。一方、銀行融資は金利が低く、長期的な資金調達に向いていますが、審査が厳しく時間がかかることがあります。企業の状況や必要な資金調達の目的によって、どちらが適しているか選択する必要があります。

違法なファクタリング企業を避けるには

違法なファクタリングを避けるためには、以下の点に注意することが重要です。

  1. 違法業者には手を出さない 違法業者には手を出さず、金融庁が公式に登録している正規のファクタリング業者を利用するようにしましょう。
  2. 契約内容をよく理解する 契約内容をよく理解し、トラブルが起こらないようにしましょう。ファクタリング業者によって契約内容や手数料が異なるため、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
  3. 自社の債権を正確に評価する 自社の債権を正確に評価し、ファクタリングの必要性や妥当性を判断することが重要です。過剰なファクタリングは将来的な事業展開に悪影響を与える可能性があるため、慎重に判断するようにしましょう。
  4. 業者の評判や実績を調べる 業者の評判や実績を調べ、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。業者によっては手数料や買取価格が高いなどの問題がある場合があります。また、顧客満足度の高い業者を選ぶことが重要です。
  5. 細かい点まで契約書を確認する 契約書には細かい点まで目を通し、曖昧な表現や不明な点がある場合は業者に確認するようにしましょう。また、契約書にはキャンセルの可能性や手数料の返還条件なども明記されているため、よく確認するようにしましょう。

以上の点に注意することで、違法なファクタリングを避け、正規のファクタリング業者を利用することができます。

ファクタリングはやばい?のまとめ

ファクタリング自体は、債権を換金することにより、企業の資金繰りを支援する有効な手段です。しかし、違法なファクタリング業者が存在するため、注意が必要です。違法業者は高い手数料や違法な取引条件を提示することがあり、トラブルの原因になり得ます。そのため、繰り返しになりますが、以下のような点に注意して利用することが大切です。

  • 違法業者には手を出さない
  • 契約内容をよく理解する
  • 自社の債権を正確に評価する
  • 業者の評判や実績を調べる
  • 細かい点まで契約書を確認する

適切に利用すれば、ファクタリングは企業の資金繰りを助ける有用な手段となります。ただし、上記のような注意点を守らないと、トラブルや不利益を被る可能性があるため、注意が必要です。

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